パクシフ主演ドラマ「風と雲と雨」のあらすじ(1話~3話)

こんにちは、シンディです。

今日は、パクシフ主演ドラマ「風と雲と雨」のあらすじをお送りいたします。

私は、つい最近、スカパーに加入して、KNTVを視聴しています、そのきっかけと

なったのが、この「風と雲と雨」です。

時間はかかりますけど、極力丁寧に、わかりやすくを心がけて更新して

いきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

目次

パクシフの風と雲と雨のあらすじ1話(運命の出逢い)

時は、1862年 哲宗在位13年とあります。

人並はずれた霊能力者であり、王の側室が生んだ娘(翁主:オンジュ)であるボンリョンは、

興宣大君(フンソンテグン)の命で、ミンジャヨン(後の明成皇后)の運勢を占います。

ボンリョンは、ミンジャヨンが、ただの愚かで、哀れな娘というならば、娘をあやつる黒幕が

いると予見し、その黒幕の人物が、まさにこの屋敷に来ようとしていると言います。

その人物は、どうもチェチョンジュンであり、興宣大君は、部下に捕えろと命令します。

大君の屋敷から、高貴な人物が乗ったように見える籠が、大勢の部下と出てきます。

それを遮ったのは、他の誰でもないチェチョンジュンでした。

チョンジュンは、籠の中の人物と話がしたい、顔をみせてくれと言い、ずっと探して

いた人を見つけた、もう離さないと心の中でつぶやきます。

ボンリョンは、その時点で、記憶をなくしているので、チョンジュンのことを覚えていませ

ん。ボンリョンは、私の顔をみたら、生きていられないかもしれないが、それでもかまわない

というのかと、チョンジュンに尋ねます。

結局、ボンリョンは、籠から出てきて顔を見せます。チョンジュンは、ボンリョンを気絶さ

せ、さらっていきます。

翌朝、ボンリョンは、目覚めると、見知らぬ屋敷の中で眠っていたことがわかり、そこへ、

チョンジュンが部屋に入ってきます。

ボンリョンは、チョンジュンに、自分を知っているのかたずねると、チョンジュンは、もちろ

ん知っている、私の想い人だと告げます。

そして、君は、迷魂薬(ミホンサン:思考を混乱させる薬)を飲まされてるから、早く解毒剤

を飲まないと、目が見えなくなると言います。

ボンリョンは、あなたを信用できない、ひょっとしたら、違う毒を盛ろうとしているのかも

と言って、疑ってかかります。

所かわって、5年前にさかのぼります。

江華島出身のチョンジュンは、科挙に首席で合格し、故郷に戻ってきます。

その道すがら、人々は、チョンジュンの成功を喜び、巷では、常に話題になって

おり、憧れの存在でした。

ところが、県監(ヒョンガム:県知事)のチョンジュンの父は、いつもチョンジュンには厳し

く、科挙に首席で受かっても、浮かれたりせずに、慎ましく生きなさいと指示します。

一方、チョンジュンの立派な姿を街で見た、ボンリョンは、とても気分がよく、

母親にその話をしますが、ボンリョンの特殊な能力の影響を恐れ、人の未来が

予見できるということを、誰にも知られてはいけないと釘をさします。

ある日、薬草を取りに行こうと出かけていると、街で、チョンジュンの友達の

インギュに声をかけられます。

巫女の娘で、器量がいいから、弓遊びの侍女をやらないかと言いますが、ボンリョンは

用事があるので、断ると、生意気だと、屋敷に連れていかれ、弓矢の標的にされてしまいま

す。

その大ピンチのボンリョンを、チョンジュンが助けます。

ある晩、ボンリョンは、お目当ての薬草を探していて、ついに見つけますが、チョンジュン、

インギュたちが、山に狩りに出かけたところを見かけます。

しかし、彼らが、そのまま進んでしまうと、自分が見つけた薬草を踏みつけてしまうと思った

ボンリョンは、蛍を使って、ほら貝で飛ばし、怖がらせて、彼らがこちらに来ないようにしま

す。

それでも好奇心の強いチョンジュンは、蛍が飛ぶ方向に追いかけていくと、足がすべって、崖

から落ちそうになります。

ところが、インギュは、途中までは、チョンジュンを助けようと手を伸ばすのですが、心の中

では、落ちろ、このまま落ちて死ねと叫んでいました。

そして、誰かを呼びに行くと言い、チョンジュンを見捨ててどこかへ行ってしまいました。

そこに、ボンリョンがやってきて、チョンジュンの手を引っ張り、助けます。

それがきっかけで、2人は、意気投合し、一緒に時間を過ごすうちに、恋仲になります。

ボンリョンは、インギュの心の声が聞こえたので、わざとチョンジュンを助けなかったことを

見破って、インギュを凍りつかせます。

ある日、チョンジュンは、ボンリョンに後ろを向いてと言い、ボンリョンの髪を縛っていたピ

ンクの布をとり、大きな木の枝にくくりつけます。これがあったら、ここで待つという意味だ

から、これが見えたら、必ず来てくれと言い、ボンリョンも時間のある時に、行くと言いま

す。

2人の仲の良さそうな様子を見ていたインギュは、ボンリョンを恨み、チョンジュンに嫉妬し

て、ボンリョンの母を陥れようと、巫女が呪いの札を我が家の庭に埋めたことにして、キムビ

ョンウン(戸曹判書:財務大臣)に、裁かせます。

ボンリョンの母は、拷問を受け、ボンリョンは止められましたが、母を救うため、

キムビョンウンが今夜死ぬこと、そして、その時間を予見してしまいます。

キムビョンウンは、ボンリョンの予見通り、その夜、何者かに命を狙われますが、

ボンリョンのおかげで命拾いします。

ボンリョンを宝物だと言い、これを逃してなるものかと、ボンリョンを都に連れていき

利用します。

実は、ボンリョンは、母バンダルと王様の間に生まれた娘でした。

バンダルは、王様の元へ、娘を返してもらうようお願いに行きますが、王の母から、

お前の娘は、王の娘だから、お前とはすでに親子関係にはないと、断られてしまいます。

ボンリョンは、壮洞キム氏キムジャグン宅で、表向きは、王様の娘ということでしたが、

実情は、囚われの身となり、占いをする道具にすぎなかったのです。

それから、5年の月日が流れます。

チェチョンジュン親子は、漕運船(献上品を都に送る船)の出帆が、2日後に迫る日、イノシ

シ狩りの途中、キムビョンウンと会います。その一行には、籠に乗ったボンリョンもいまし

た。

実は、キムビョンウンは、父親キムジャグン(領議政:総理大臣)の命で、漕運船の出航を遅

らせて、献上品の財宝を奪うため、ボンリョンとチョンジュンを結婚させるつもりでした。

江華島の役所で、激務をこなすチョンジュン、部下から。キムビョンウン一行の翁主の噂が

耳に入ります。

ボンリョンは、5年前に、生き別れになった母親を探していましたが、見つけることができま

せん。

また、江華島に着いて以来、船が燃えさかる不思議な夢を、何度も見ます。気になって、

居ても立っても居られず、ボンリョンは、港の船を見に行くことに。

その途中、インギュが、ボンリョンを発見しますが、チョンジュンの姿を見て、姿を隠しま

す。

チョンジュンは、港で働く者が、拾ったという、爆薬の粉とどこかの家の家紋の切れ端を手に

入れ、1人で漕運船に向かいます。

漕運船に近づく怪しい人影を発見するも、意外にその賊が強くて、取り逃がしてしまい、

あっという間に、その賊は海に飛び込みます。一方、夢のせいで、船が気になったボンリョン

は、その賊と船の中で、ぶつかります。

それを知らないチョンジュンは、ボンリョンを賊と間違えて、格闘することになります。

格闘して観念した怪しい者の頭巾をとると、そこには、懐かしいあのボンリョンが。

パクシフの風と雲と雨のあらすじ2話(服従の刻印)

5年ぶりに再会したチョンジュンとボンリョン。

チョンジュンは、一瞬目を疑いますが、ボンリョンだとわかると、嬉しくて、話しかけます。

ボンリョンが、自分のことを覚えていたのですかと聞くと、チョンジュンは、もちろん、

忘れるわけがない、5年も燕尾亭(ヨンミジョン)の丘で待ち続けたと言います。

が、なぜかよそよそしい態度のボンリョン、感動して抱き合うわけでもなく、複雑な事情を抱

えるボンリョンは、詳しいことは後日と言って、去ろうとしますが、チョンジュンが追いかけ

て引き留めようとします。

すると、ボンリョンの家来に、制止されるチョンジュン、こともあろうに、翁主の体に

触れるとは、と言われ、きょとんとするチョンジュン。

ボンリョンは、県監のご子息だから大丈夫なのと 家来に言い、その場は収まります。

次の日、チョンジュンの父、チェギョンは、キムビョンウンに、息子には、もったいない

縁談なのでと言い、翁主との縁談を断ろうとし、漕運船の出航は予定通りにすると言います。

キムビョンウンは、そうかといい、了承するふりをしますが、実のところは、違いました。

その日、キムビョンウンのところでは、盛大な宴が行われていました。

そこには、観象監(クァンサンガム:天文・易学・気象観測を扱う官庁)出身の有能な

易者が、風水調査のついでに、キムビョンウンに挨拶に来ていました。

キムビョンウンは、余興に、若者の運勢を占ってみてはと提案すると、その易者は、

まず、インギュから運勢を占います。

ところが、その易者は、インギュの顔相は、ほめたものの、インギュの生年月日と時刻を

聞くと、インギュは、まるで砂漠に埋まった石だと例え、大きな夢を持たず、兄の

ように寛大な友に頼って、生きれば幸せに生きていけるとみんなの前で言ってしまった

のでした。

次は、チョンジュンの番となり、父のチェギョンは、戸惑う様子で、チョンジュンも遠慮

しようとしましたが、インギュが、チョンジュンの生年月日を言ってしまい、易者が

占うことに。

易者は、チョンジュンは、例えるなら、黒い竜で、世に名を知らしめる、聡明で太刀を

携えた大将軍の素質があると、べたぼめだったのです。

更に、チョンジュンには、運命の女性が、すぐ近くにおり、その女性は、非凡で、高貴な身分

の女性だというのでした。

そこへ、一風かわった笠をかぶった男が登場します。その男は、さっきの易者の占いに異議を

唱えます。

笠を傾け、顔を見せると、男は、チェギョンの古い友人、山水道人(サンスドイン)でした。

易者は、山水道人と聞いて、態度が変わり、清の感豊帝が、太子だった頃、皇帝になると

予言したお方だと、尊敬の目で見ます。

山水道人は、今一度、チョンジュンの運勢を占い直します。

山水道人は、確かに、チョンジュンは黒い竜だが、慎重さが足りない、近い将来、大きな挫折

を味わう、運命の女性は、お前を裏切り、結ばれない、しかし、将来的には、大出世の機会

を得ると言います。

チョンジュンは、山水道人の占いは、悪態にしか聞こえない、名前は、1つなのに、色々な結

果がでる命理学は、所詮雑学にすぎないと、馬鹿にしてかかります。

しかしながら、育ちのいいチョンジュンは、父の古い友人だし、せっかく占ってくれたのだか

らと、山水道人に酒をついであげます。

チョンジュンは、父の視線が気になり、席を外します。

そこへ、ボンリョンから会いたいという手紙が届き、すぐ出かけるチョンジュン。

ボンリョンに会うと、一緒に行ってほしいところがあると言われてついていきます。

ボンリョンは、この間、船に居た理由を話すので、どうか助けてほしいと言い、自分が

見た予知夢の内容を、チョンジュンに話します。

ボンリョンから、私が頼れるのは、あなただけと言われ、彼女の頼みを引き受けるチョンジュ

ン。

その頃、インギュは、昼間の占いの結果で頭にきて、易者を呼び出し、暴力をふるって、占い

直せと脅します。

易者は、占い直しますが、殺人を犯しかねない相だと言い、占いは当たってるといい、インギ

ュは、易者を殺します。

その翌日、チェギョンは、息子チョンジュンにようやく、王様が、翁主とお前に祝言をあげろ

と仰せだと告げます。

しかし、チェギョンは、奴らの狙いは、漕運船だから、お前は、山水道人と一緒に山にこも

り、数年修行してこいと命令します。

日ごろから、父の態度に不満を持っていたチョンジュンは、驚いて、結婚もせず、山で修行だ

なんてあんまりだ、絶対山に行ったりしないと言い、父親に逆らいます。

山水道人は、チョンジュンに、私と山に行くのが嫌かと聞き、私と暮らせば、運命が変わるの

にと言われますが、チョンジュンは、納得できませんでした。

その頃、キムジャグン(領議政:総理大臣)は、王に、チョンジュンとボンリョンの祝言に

関する王命を書くことを強要します。

王命に従うことに決めたチェギョンは、2人の祝言と漕運船の出航を遅らせることを承知して

キムビョンウンを安心させます。

ところが、チョンジュンは、港の警備を強化し、船に侵入できないようにすると、その報告を

受けたキムビョンウンは、怒りにまかせて、部下に、船の中に爆薬をまくよう指示します。

キムビョンウンの怪しい動きを察知したチョンジュンは、ボンリョンに、予知夢通りのよう

だから、港にくるよう手紙をことづけます。

その手紙を読んでいると、キムビョンウンがやってきて、勝手にチョンジュンに会ったこと

を責められ、もしキム家が被害を被るようなことになったら、容赦しないと脅されます。

港の倉庫には、爆薬がまかれ、キムビョンウンの手下が、火の矢を打とうとしますが、

間一髪で、チョンジュンが阻止します。

キムビョンウンの手下を捕えようとしましたが、あと1歩のところで、自害してしまい、

大事な証人を失ってしまいます。

一方、ついに漕運船の出航する日、チョンジュンとボンリョンは、祝言をあげますが、

その最中に、漕運船の爆発が伝えられ、ボンリョンの予知夢通りのことが、起こって

しまいます。

どさくさに紛れ、財宝を強奪することに成功したキムジャグンは、息子ビョンウンを

ほめて、大喜びでした。

チェギョンは、船に爆薬を積んだという謀反の罪で、ビョンウンに捕えられてしまいます。

チョンジュンは、ぬれぎぬだと言い、証拠の爆薬の粉と家紋の入った切れ端を、ビョンウンに

見せますが、それが我が家のものとどうやって証明するのかと、相手にしません。

また、自決した男は、ビョンウンの護衛兵だとの情報もあると迫りましたが、ビョンウンには

とるに足りませんでした。

ビョンウンは、聞いたところによると、お前たち親子が、爆薬事件を企てたと聞いたと言い、

罪をなすりつけて、チョンジュンを、牢に閉じ込めました。

また、インギュは、船の爆薬事件の件で、都から、チェギョンの味方が調査にやってきたら、

ビョンウンが黒幕であることがばれてしまうと言い、自分の首に刀を突き付けて、ビョンウン

のためなら、命を差し出すと決死の覚悟を見せ、部下にするよう頼みこみます。

ビョンウンは、最初はインギュを相手にしていませんでしたが、そこまで言うならと、

インギュを試すことにしました。

そして、牢にいるチョンジュンは、ボンリョンの協力で、脱出し、ボンリョンに会います。

ボンリョンは、チョンジュンに、翁主の私が、爆薬事件の犯人を見たと証言するので、安心

するように言い、チョンジュンは、その言葉に感謝し、ボンリョンを抱き寄せます。

ところが、ボンリョンは、チョンジュンとの話とは違い、都から派遣されたチェギョンの味方

(興宣大君:フンソンテグン)の前で、犯人はチェギョンだと思われると、涙ながらに、ウソ

の証言をします。

突然、心変わりしたボンリョンの言葉に、チョンジュンは、なぜなんだと叫び、暴れまわりま

すが、どうすることもできません。

実は、ボンリョンは、脅され、母親とチョンジュンの命を救うため、泣く泣くキムビョンウン

に従うしかなかったのです。

チェギョンは、都に護送される途中、チェギョンを慕う民に籠から出されて、救出されたかに

見えましたが、実は、それは、逆恨みしたインギュの罠で、チョンジュンの前で、インギュに

殺されてしまいます。

チェギョンは、インギュに刺される前に、チョンジュンに、俺の仇討ちはするな、隠れて生き

ろと言っていました。

都に戻ったボンリョンは、チョンジュンを救った代償であり、キム一族への服従の証だとし

て、背中に、キム一族の家紋の入った焼きごてを押されてしまいます。

チョンジュンは、山水道人に救われ、山へこもり、命理学の勉強をしながら、何年か過ごした

あと、都を訪れます。

チョンジュンは、都に来て間もないころに、賭博で儲けて、街でボコボコに殴られている男

を、偶然助けるのでした。

パクシフの風と雲と雨のあらすじ3話(虎の目を持つ男)

冒頭は、王様哲宗が、春が来ると、梅の花の香りをかぐシーンから始まり、いきなり倒れてし

まいます。

大妃がやってきて、倒れたことは、口外してはならないと言います。

一方、以前から、王様の体調を注視していたキムジャグン(領議政:総理大臣)は、医者に王

様の病状を尋ね、息子ビョンウンの提案で、ひとまず、ボンリョンに薬をもたせ、様子を見に

いかせます。

ボンリョンが、父である王様の病床をたずねると、大妃は、またしても口止めし、キム一族を

警戒しています。

その頃、チョンジュンは、街の食堂で、昨日、チンピラから助けた男パルヨンと出会います。

パルヨンは、チョンジュンの荷物の現金に目をつけ、チョンジュンが寝ている間に、盗みを

働いて逃げようとしますが、チョンジュンにつかまって、荷物は取り返されてしまいます。

チョンジュンは、命理秘訣という本を見て、回想します。

チョンジュンの師匠であり、亡き父の友である山水道人は、親の死を無駄にしないためには

何をすべきか、自分の道は自分で開けと、その本を、チョンジュンに渡しました。

チョンジュンは、師匠に、なぜボンリョンは、自分を欺いたのか、尋ねると、それは、お前の

早世の運命のためで、おまえが彼女を忘れられなくて、会いにいけば、彼女は、自分の運命を

守るために、お前を殺そうとするから、忘れるしかないと言いました。

チョンジュンは、師匠の言葉にうなづき、悪人の運命を見抜き、父を陥れた者への復讐を

誓います。

キムジャグンの屋敷に、ボンリョンは、呼ばれ、息子ビョンウンから、王が亡くなるのは

いつなのか聞かれると、それは、直前になるまでわからないと答えます。

更に、ジャグンは、次期国王は、自分の生きている間に現れるのかと聞き、ボンリョンは、

驚きますが、それは、必要なことだと感じます。

街で、チョンジュンは、昨日のパルヨンに会い、街で1番人気の占い師のところへ連れていく

よう頼みます。

その占い師の話を聞いていたチョンジュンは、占い師が、インチキだとわかり、お客がたくさ

んいる前で、辻褄の合わない点を指摘します。

チョンジュンは、商売をじゃましたので、代わりにその占い師の運勢を占うと、次々と

言い当てて、水には注意せよと言い残して、その場を去ります。

所変わって、王族のフンソンテグンが、賭場にきています。実は、ビョンウンの指示で、イン

ギュは、フンソンテグンを監視していました。

そこには、パルヨンが、チョンジュンを連れてきていました。 しばらくすると、賭場の手入

れがあり、金を持って逃げようとしていたフンソンテグンは、危うく役人につかまりそうに

なりますが、間一髪のところ、チョンジュンに救出されます。

フンソンテグンは、江華島で、チョンジュンに会っていたはずですが、どうもチョンジュンの

ことは忘れていたようでした。

フンソンテグンは、助けてくれたことにお礼を言うも、顔をじろじろ見るチョンジュンを、不

思議に思い、あまり見ないでくれと頼みます。

チョンジュンは、フンソンテグンは、虎の相なので、ついついじっと見てしまうといいわけし

ます。

それでも、2人は、お互いの名前を教え合い、フンソンテグンは、縁があれば、また会えるだ

ろうと言い、去っていきます。

漢江では、キム一族の繁栄を祈る儀式が行われていました。ジャグンの妾の女が、魚のえさと

して、コメをまいたり、究極は、現金をまいたりして、民が命がけで作り、捧げたものを

粗末に扱っていました。

たくさん人が集まっている中、欲深い例のインチキ占い師は、川に飛び込んで、お金を盗もう

としますが、チョンジュンの予言どおり、おぼれて、捕えられてしまいます。

インチキ占い師は、儀式を台無しにし、盗みを働いた罰として、キム家の兵士に、袋叩きにあ

っているところ、チョンジュンに助けられます。弱い者の味方、チョンジュンは、この騒動を

見ていた民に絶賛されます。

ボンリョンは、王族の子供たちが集まる場所に行き、1人1人顔を見てみますが、次期国王の

器は、そこにはいませんでした。

ところが、その日、宴会であまった残り物を持っていこうとした娘ジャヨンの顔を見て、

ボンリョンは、次期国王はあの娘に違いないと感じます。

ボンリョンは、以前、街で偶然、ジャヨンに会ったことがあり、火花の目を持っていた娘とし

て、心にずっと残っていたのでした。

チョンジュンは、食堂の女将の弟に呼ばれてついていきます。

すると、そこには大勢の人が集まり、チョンジュンを、漢江で人命救助した英雄、新進気鋭の

導獅とはやしたて、パルヨンは、占い料 3両で、2両は、チョンジュン、1両は、パルヨンで、

一緒に商売しないかと、持ち掛けます。

パルヨンが、宿賃タダ、宿泊無期限の好条件も追加すると、チョンジュンは了承します。

ボンリョンは、部下に、火花の目を持った娘、ジャヨンを調べさせると、妓楼で働いている

ことがわかります。

早速、ボンリョンは、部下に妓生の着物と帽子を用意するよう指示し、自ら、妓生になりすま

し、ジャヨンの様子を伺ってくるつもりのようです。

チョンジュンの占いは、噂が噂を呼び、大繁盛していました。

インギュは、チョンジュンの行方を血眼になって探していましたが、なかなか見つからなく

て、必ず見つけろと部下に指示します。

どこで噂を聞きつけてきたか、フンソンテグンが、チョンジュンに運勢を占ってもらおうとや

ってきました。

フンソンテグンは、なぜか別人の四柱を使って、チョンジュンを試すと、チョンジュンは、

見事に見破ります。

チョンジュンは、なぜ、フンソンテグンが、別人の四柱を見せたのか、理由を聞きますが、

上手くごまかして、答えをはっきり言いませんでした。

ただ、フンソンテグンは、チョンジュンの真似をして、運勢を占ってやろうと、「お前は

近々、ある人物と会い、接待されるが、うっかり下手なことは言わないように、注意し

ろ」と意味深長な言葉を残します。

パルヨンは、フンソンテグンの妙な噂があると言い、フンソンテグンを占った占い師2人は、

1人が死に、もう1人は、行方不明になっていて、5年前、江華島に行ってから、人が変わって

しまったようだと話しました。

インギュは、ボンリョンのところに、鳥の贈物を届けに来ていました。

自分にとても優しかったボンリョンのことを、インギュは、回想していました。

ところが、インギュを見たボンリョンは、むやみに出入りしないように、たとえこの世に

あなたしか男がいなくても、あなたを誘惑することなどないと、完全に拒否しました。

インギュは、それでもしつこく、お前を誰にも渡さないと言い、ボンリョンを困惑させ

ます。

チョンジュンは、パルヨンに、すごい人に会えると言われて、月成楼(ウォルソンロウ)に、呼び出されていました。

到着すると、大妃の甥のチョ大監が会いたいとのことでした。

ところが、その月成楼で、妓生に扮したボンリョンを見かけたのです。

ボンリョンは、その帰り、なぜか、街の露店の主から、声をかけれらると、その主が、女の子

に見えたり、チョンジュンが、襲われる場面が、フラッシュバックして、倒れそうになると、

自分の目の前にいたのはなんと、本物のチョンジュンでした。