ヒョンビン主演ドラマ「愛の不時着」のあらすじ(7話~9話)

こんにちは シンディです。

わー、今回は、ジョンヒョクとセリの愛の深さを体験することになりますね。ますます

感情移入しそうなストーリーになってきています。

それでは、本日もお楽しみください。

目次

ヒョンビンの愛の不時着のあらすじ7話

ジョンヒョクを病院に運ぶと、セリは、北朝鮮脱出用の飛行機に搭乗できなくなりますが、ど

うしてもジョンヒョクを見捨てることができませんでした。

案の定、ジョンヒョクは、重体で輸血をしないと助からないことがわかります。セリは、ジョ

ンヒョクと同じ血液型だったので、採血に応じ、ジョンヒョクは、何とか命だけは助かりま

す。

ジョンヒョクの部下グァンボムから、ジョンヒョクの持ち物一式を受け取ると、上着の

ポケットから、平壌で撮影したセリの証明写真が、床に落ちます。

セリは、ジョンヒョクが、ほんとはセリの写真が欲しかったのに、強がっていたことが

わかります。

ジョンヒョクの緊急手術は成功、一命をとりとめます。

ジョンヒョクは、スイスに留学した時の夢を見ますが、目を覚ますと、飛行機に乗っているは

ずのセリがいます。何も知らないジョンヒョクは、心とは反対に、セリを問い詰めてしまい、

セリは悲しくなって、病室を離れます。

看護師から、恋人は、運命の人ですねと言われ、セリが輸血しなかったら、命が助から

なかったと聞いて、ジョンヒョクは、セリに謝りに行き、セリは、いつもあなたに守られてば

かりだから、1度くらいは、あなたを守りたかったと言い、2人は愛を確かめ合うように、キス

するのでした。

夕べ、お互いの気持ちを確認して、キスしたジョンヒョクとセリは、何だか気まずい雰囲気

になります。

セリは、この気まずい雰囲気を打破するために、ある提案をします。

私達には、3つのオプションがあり、1つ、昨日は何もなかったことにする、2つ、

昨日の件は、気にせず話題にもしない、3つ、高校生でもないので、お互いに

負担をかけないと提案します。

ジョンヒョクは、3つ目を選びます。

ジョンヒョクが、負担に思っていたことに、セリは、少し機嫌が悪くなりますが、撃たれた時

に破れた軍服を 赤いハートで繕ってくれたことに、ニンマリするジョンヒョクでした。

セリが廊下に出ると、ジョンヒョクの部下が病院にお見舞いに来ていました。

相変わらず、口の悪いピョチスは、一番の悲報は、セリがまだここにいることだと、ブラッ

クジョークを言い、笑いを誘います。

部下たちを、病室に連れていくと、さっきまで起きていたジョンヒョクが眠っています。

みんな、本人が眠っているのをいいことに、言いたい放題です。

実は、セリは、ジョンヒョクが起きていることを知っていたので、部下たちを、さっさと

追い出したのです。

セリは、芝居が下手ねと言って、目を開けるように言い、ジョンヒョクに、撃たれた時、

弾を避けられなかったのかどうか、聞きます。

ジョンヒョクは、避けなかった、君が撃たれたからと言い、セリは、また同じことが起こった

らその時は、必ず、弾を避けるように言い、ジョンヒョクも、もし同じことがまた起こった

ら、君も絶対僕のことは構わず、帰ってくれ、君がソウルに帰れなかったことが申し訳なく

てと言うのでした。

セリは、そんなジョンヒョクに、代案があり、スンジュンに連絡を頼んだからと、安心させよ

うとするのでした。

その頃、スンジュンは、セリが、トラックに襲われたことを知り、心配になって、社宅村の

ジョンヒョク宅に行くと、偶然、新婚のアパートを探しに来たダンに会い、ダンとジョンヒョ

クは恋愛中とかではなく、親同士が決めた政略結婚だと知ります。

次の日の朝、ジョンヒョクの行方を捜していたチョルガンは、ようやく居所をつきとめ、ジョ

ンヒョクを詰問し、逮捕しようとしますが、間一髪、総政治局長のジョンヒョク父が、病室を

訪れ、事なきを得ます。

病室には、ジョンヒョクの母も来て、ジョンヒョクを責めてばかりの父と、口論に

なります。

遅ればせながら、その後、ダンとダンの母も、病院に現れます。

セリは、母親と一緒のダンを見かけますが、見つかってはまずいので、車イズを押して、身を

隠します。

ダンと2人っきりになったジョンヒョクは、セリのことが好きで、愛がなくても結婚はできる

が、他の人を好きなまま結婚はできないと正直に言います。

ダンは、ショックを受け、セリを好きでも構わない、このまま予定通り結婚すると宣言し、

母親に、結婚準備を本格的に始めると宣言します。

脱出し損なったセリは、身の置き場に困り、スンジュンと連絡をとり、しばらくスンジュンの

家で、身を隠すことを選びました。

セリは、スンジュンに、家族と連絡をとって、自分が無事だと伝えてくれたか聞くと、外国に

いる友人を通じて伝えたと、スンジュンは、ウソをつきます。

セリは、一瞬喜びますが、あの兄たちが、自分が生きていて喜ぶわけないと疑ってかかりま

す。

セリとしては、スンジュンの言葉を信じたいような信じたくないような微妙な気持ち

でした。

その頃、ソウルでは、クィーンズグループの株主総会が始まりつつありました。

セリの父は、そこで、セリの死亡届を提出したこと、会社の後継者は、次男にしたことを発表

します。

ダンは、母親と一緒に、あるドレスショップを訪ねます。そこで、目にした雑誌には、ユンセ

リ死亡の記事があり、ついに、セリの正体を知ることになり、ジョンヒョクに会いに行きま

す。

ジョンヒョクが入院した病院では、ジョンヒョクが、総政治局長の息子であることがわかり、

みんなが特別扱いします。

セリの行方を探すジョンヒョク、病院の防犯カメラから、セリが、車でスンジュンに連れ去ら

れたことがわかり、車の照会をすると、保衛司令部の捜査局が使う車で、招待所に貸し出した

とのこと。

しかし、その招待所は、閉鎖されて、誰も使ってないのではとわかります。

一応、住所はわかるものの、探すのは難しいのではとの見解でした。

まだ、傷の癒えてないジョンヒョクは、居ても立っても居られなくて、セリを

探しに行こうとすると、ダンがやってきます。

ダンは、ドレスショップで見た雑誌の記事を、ジョンヒョクに見せて、この記事の説明

をするように迫り、ジョンヒョクは、セリの正体を知っていたこと、始まりは事故で、あとは

偶然だったこと、すぐに帰るが、今はかくまっていることを話します。

ダンは、あなたは、今やっていることで、全てを失うかもしれないのに、それでも構わないの

かと、ジョンヒョクに尋ねます。

セリは、ジョンヒョクに、スンジュンの家に来たことを伝えてないので、電話がしたいと言い

ますが、スンジュンの反応は、とても歯切れの悪いものでした。

スンジュンは、あの男はいらない、僕と帰ろう、ここに居ることしかできない人に迷惑をかけ

るのはやめたほうがいい、あの男は、君のせいで、死ぬかもしれない、君は、ここから去るか

らいいけど、彼はどうなる?と言い、セリは、絶句します。

ヒョンビンの愛の不時着のあらすじ8話

セリのことで、ダンから、一体これからどうするつもりなのか、迫られたジョンヒョクは、

愛する人を亡くした苦しみを知っているから、正直、死にたくはないが、セリを安全に

返してやりたい、彼女のためなら、自分が死ぬのも仕方がないと、ダンに話します。

一方、セリも、スンジュンからの話を聞いて、難しい決断を迫られます。

ジョンヒョクは、病院の車を借り、まだ癒えない体で、セリを探しに行きますが、あたりは

真っ暗で、崖に落ちそうになり、病院に、引き返さざるを得ませんでした。

翌朝、ジョンヒョクの部下がお見舞いに来ていると、スンジョンから電話がかかって

きます。

スンジュンは、ジョンヒョクが、既に、自分とセリが一緒にいると知っていて驚きますが、

ジョンヒョクは、とにかく、場所を教えてほしいの一点張りでした。

スンジュンは、ジョンヒョクに、もう探すのはやめて、セリのことは、俺に任せろと

いい、ジョンヒョクが、声だけでもといいかけると、電話は切れてしまいました。

一方、ダンは、母親と結婚の準備を進めますが、ジョンヒョクと新しい生活をするはずの新居

に、家具が運ばれても、気分は冴えませんでした。

ダンは、スンジュンを呼び出し、セリとの関係を確認すると、当局に通報するつもりだと

言うので、スンジュンは、ダンを懐柔しようとします。

いったんは、スンジュンの話には、のらない態度のダンでしたが、スンジュンが、方法は

簡単だからと言うと、戻って、スンジュンの話を聞こうとします。

ジョンヒョクは、軍の病院に行くと言って、セリが隠れているチャナム山付近にある秘密の招

待所を探すため、チャナム発電所の知り合いから、話を聞き、セリの居場所を必死に探そうと

します。

セリは、以前、ジョンヒョクに教わったように、部屋のあらゆるところにある盗聴器を処理

し、スンジュンと、スンジュンの世話をしているチョ執事に、どんな方法で、自分を北朝鮮

から脱出させてくれるのか、その計画を具体的に、聞かせてほしいと話します。

スンジュンは、ありえない大胆な方法を提案し、セリを呆れさせます。何と、スンジュンは、

自分は、英国籍なので、僕と結婚して、安全に出国しようと提案したのでした。

その頃、社宅村に、ダンの母親がやってきます。結婚目前で、幸せの絶頂にいるはずのダンの

様子がおかしいので、ジョンヒョクの部下に、お酒を飲ませて、情報を仕入れようとしてい

るのが、見え見えです。

スンジュンは、今日は、クリスマスイブだからと言って、セリのお気に入りのワインとブイヤ

ベースというご馳走を用意しますが、セリは、ジョンヒョクの家で、みんなで、わいわい言い

ながら、初めて食べた北朝鮮式の焼き貝や、焼酎を飲んだことを、懐かしく思い出していまし

た。

スンジュンは、他の人を好きなのは知ってるし、一応結婚するんだし、プロポーズしたいと言

い、セリのため、指輪を用意します。本当に結婚するわけでもないのにと言うセリ、スンジュ

ンは、大真面目に、本当じゃだめなのかと聞きます。

スンジュンは、今はこの特殊な環境にいるから、彼に心を奪われているだけで、韓国に帰った

らすぐ忘れる、ほんとの愛なんかじゃない、偽物の愛だと言います。

セリは、突然の申し出に、困惑していると、突然停電が。

実は、その停電は、ジョンヒョクが、セリの居所をついに突き止め、起こしたものだったの

でした。

ジョンヒョクが、来たことを知ったセリは、ジョンヒョクを助けようと、外に出ようとします

が、スンジュンに、君にいったい何ができる、彼と、北朝鮮で暮らすのか、それとも、ソウル

に、彼を連れていくのかと言われます。

また、婚約者のダンが、君の正体を知ってしまった、君の正体を公にすると言ってるし、

そうなると、あの男は、君にために死ぬしかない、今ここで耐えたら何も起こらない、

元に戻れるからと言われ、セリは返す言葉がありませんでした。

セリは、君を迎えに来たというジョンヒョクに、心を鬼にして、自分は帰国したいので、じゃ

ましないでくれ、スンジュンからプロポーズされたし、迎えに来られたって重荷だし迷惑だと

心とは、反対のことを言うしかありませんでした。

ジョンヒョクは、セリに、今言ったことは本心なのか、尋ねると、セリは、本心だとうそを

言い、ジョンヒョクを泣く泣く遠ざけようとすると、わかったとだけ言い、その場を去る

ジョンヒョク。

それでもセリは、雪の降りしきる中、病み上がりで、歩いて帰ったジョンヒョクのことが心配

で、車でジョンヒョクを追いかけていきます。

ジョンヒョクには、セリの本当の気持ちがわかっていましたが、敢えて何もいわずに、セリを

抱きしめます。

セリが乗った車は、ほとんどガソリンが入ってなかったので、それ以上進めず、ジョンヒョク

は、森の中の学校で、暖をとろうと言います。

その頃、チョルガンは、軍事部長のところへ行き、ジョンヒョクの家に居るセリは、南からの

侵入者で、11課の工作員だと言ってるが、どうも疑わしいし、ジョンヒョクがかくまっている

としか思えないと、報告します。

実は、この軍事部長、日頃から、ジョンヒョクの父を煙たがっていて、失脚のネタ探しを

しているという情報があったのです。

チョルガンは、軍事部長に、セリが、11課の工作員だとすると、保衛部の捜査命令がないと調

査ができないこと、そして、総政治局長とも関係するので、慎重に対応しないといけないこと

をあげ、相談すると、軍事部長は、セリを自分のところに連れてこいと、チョルガンに指示し

ます。

チョルガンは、ジョンヒョクが入院していた病院の防犯カメラを調べると、スンジュンが、

セリを連れ去ったと知り、秘密の招待所に押しかけます。

スンジュンとダンの計画では、セリとジョンヒョクを引き離し、セリを帰国させないというも

のだったが、スンジュンも実際に色々手を打ったものの、なかなか成果がでていないので、思

い切って、ダンに動いてもらうよう指示しました。

ジョンヒョクとセリは、ストーブの前で暖をとり、2人だけの静かな時間を過ごします。

セリは、ジョンヒョクの結婚がつぶれ、自分のせいで、人生を台無しにするのではないかと

不安でいっぱいになっていました。

セリは、ジョンヒョクに、初恋相手は誰なのか聞くと、何も答えません。セリは、ジョンヒョ

クは、まだ一度も本当の恋愛をしたことがないんだなと悟ります。

まだ傷が癒えてないジョンヒョクは、疲れていつの間にか眠っていました。ふと、額をさわる

と、熱があったようなので、セリは、自分の肩を貸して、ジョンヒョクを眠らせます。

ジョンヒョクは、兄がまだ生きている頃のことを、夢で見ていました。その夢では、最後、

お兄さんがいなくなるという結末でしたが、いなくなって自分が探していると、目が

覚めます。

セリは、目が覚めたジョンヒョクの様子を見て、天気が回復したから、どこか休める

所に行きましょうと、ジョンヒョクに言います。

ダンは、ジョンヒョクとセリのことを、ジョンヒョク父に打ち明けようとしていました。

その頃、秘密招待所で、補給車を待っていたスンジョンとチョ理事。

ところが、そこへ、招かざる客が、武器を持って現れます。チョルガンは、スンジュンを脅

し、セリの居場所を教えろと言います。

ジョンヒョクとセリは、ジョンヒョク宅に戻り、セリは、ジョンヒョクに、病院に行くよう

勧めますが、ジョンヒョクは嫌がります。

2人が、ようやくジョンヒョク宅で、ゆっくり過ごしているのを盗聴していた耳野郎は、すこ

し安心していました。

が、そこに、チョルガンから、2人が帰ってないか電話があります。

耳野郎は、思わず、まだ帰ってないとうそをついてしまいます。

そして、セリは、社宅村の婦人たちを伴って、街の質屋に、スンジュンからもらった

指輪を売りに行きますが、値段が釣り合わなくて、結局、店にあった男性用高級腕時計

と、現金を少し手に入れ、婦人たちへのプレゼントを購入しました。

また、ソウルでは、パラグライダー会社からのセリのものと思われる音声データを

警察が、本人のものと認めないので、保険会社のパクスチャンとセリの側近ホンチャンシクが

抗議します。

警察の言い分では、セリの兄夫婦にも確認したし、声紋分析もしたけど、声が小さく不確か

だし、既に死亡届も出てるので、ここまでだという答えでした。

警察に断られ、方法がなくなった2人は、VIP専用駐車場で、セリの父である会長を待ち伏せ

していると、セリの兄セヒョンから、邪魔されます。

ところが、パクスチャンとホンチャンシクが、ユンセリは生きていると、大声で叫ぶと、

エレベーターの中にいた会長の耳に届いたのでした。

今日は、クリスマス、薬を飲んで眠っていたジョンヒョクは、目が覚めると、セリが作ったク

リスマスツリーの飾りを見ながら、幸せをかみしめていました。

そこに、セリから電話が、かかってきます。

セリは、ジョンヒョクへのプレゼントの腕時計を持っている時、何者かに拉致され、トラック

に閉じ込められているようでした。

セリは、ジョンヒョクに、急にスンジュンと行くことになった、挨拶もできずにすまない、で

も挨拶はもう何度もしたから、必要ないよねと言います。

ジョンヒョクは、確かに何度も挨拶はしたけど、納得がいかなくて、挨拶だけはさせてほしい

と、場所をたずねます。

セリは、もう遠くまで来てしまったから、今どこだとか、会いに来るとか言わないでほしいと

いい、ジョンヒョクは、頼むから待ってくれ、遠くてもすぐ行くと、必死に答えます。

セリは、無事に結婚して、幸せな家庭を築いてほしい、私との思い出は忘れて、幸せに暮らし

てほしいと言います。

ジョンヒョクが、落ち着いて、今何が見えるか言ってくれと言い、セリの居場所を探そうと

しますが、セリが、最後に、愛してると言うと、銃声が鳴ります。

涙をためて、茫然と立ち尽くすジョンヒョク。

ヒョンビンの愛の不時着のあらすじ9話

質屋で、指輪と交換して、ジョンヒョクへのクリスマスプレゼントを手に入れ、気分が

上がるセリでしたが、その帰り、いきなり、銃口を向けられ、何者かに拉致されます。

その時、ジョンヒョクへの大事なプレゼントを落としてしまったセリ。

セリは、見知らぬ男たちに、トラックの荷台のようなところに連れていかれ、ジョンヒョクに

電話するよう指示されます。

泣きながら、男たちの指示に従い、ジョンヒョクに別れの挨拶をするセリ、最後に、ジョンヒ

ョクに、愛していると言うと、男たちに邪魔されて、トラックの荷台のテントに、発砲した弾

が当たり、セリは無事でしたが、トラックは、無情にも出発します。

セリからの電話の途中に、銃声がなり、居ても立っても居られないジョンヒョクは、折り返し

電話したり、スンジュンに電話したりしますが、いずれも応答はなく、絶望に打ちひしがれて

涙をこらえきれません。

そこへ、大佐の奥様ヨンエから、ただ事ではない様子で、電話があり、早く帰ってきてくださ

いとのこと。

ジョンヒョクが、家に戻ると、チョルガン一行が、家宅捜索していて、ジョンヒョクは、セリ

の件で、逮捕され、保衛部に連行されてしまいます。

社宅村の婦人たちは、大騒ぎしますが、軍人相手に、手の施しようがなく、ジョンヒョク

が連行されるのを見ているしかありませんでした。

セリは、トラックの荷台で、どこに連れていかれるのか、殺されるのかわからない状況で、

心の中で、しっかりしよう、いいことを考えようと、自分を鼓舞し、離れ離れになった

ジョンヒョクとの色々な出来事を、思い出していました。

セリは、目が覚めると、ふつうの家の屋根裏部屋のようなところに、閉じ込められ

ますが、実は、その家こそ、ジョンヒョクの実家でした。

一方、ジョンヒョクは、拘留所に拘束され、翌朝、いつものジョンソクの部下達が面会に

やってきます。

部下のジュモクは、婚約者ダンの母親に、ピョチスが、セリのことを洗いざらいしゃべって

しまったことで、娘の結婚を邪魔するセリを始末したのではと言いだし、ジョンヒョクは、

あることを思いつき、部下たちに、ある協力を求めます。

また、ジョンヒョクは、ダンを呼び出し、セリの居場所のことや、無事かどうか、何か知って

いるのか、そして、自分の父親と会ったのかと尋ねます。

帰りかけたダンでしたが、あなたの父親が、セリをさらって、殺したとうそを言います。

ジョンヒョクは、到底信じることができず、自分の父親に、もしセリを傷つけたなら、次男の

自分まで失うことになると伝えるように、ダンに言うのでした。

そう言うジョンヒョクを、睨むダン。

外で、ダンを待っていた叔父は、訳がわからず、ダンに事情を聞こうとするのですが、

何も言えずに、涙するダン。

セリが、拉致された時、実は、小さな目撃者がいました。それは、耳野郎マンボクの

息子でした。

息子から、セリが持っていたジョンヒョクへのプレゼントを、渡されたマンボク、

箱を開けてみるとあのジョンヒョクの兄、ムヒョクの腕時計でした。

マンボクは、息子に、誰にも見せてないことを確認して、その腕時計を、自分の

ポケットに入れました。

ジョンヒョクの部下たちは、ジョンヒョクからの指示で、ジョンヒョクが、総政治局長の息子

である噂を広めていました。

その噂は、ジョンヒョクの予想通り、瞬く間に広がり、あの社宅村の婦人たちも噂するほど

でした。

その頃、セリは、監禁されていた部屋から、客間のような部屋に通され、ジョンヒョクの父と

会っていました。

セリは、勘違いして、ダンの父親だと思って、自分の潔白を必死に説明し、ジョンヒョクは悪

くない、正直、ジョンヒョクのことが好きだけれど、片思いなので気にしないでほしい、そし

て、自分の無事帰還のために、力を貸してほしいと頼みこみます。

ジョンヒョクの父は、セリの願いは聞き入れず、また、元の部屋に、セリを戻します。

ジョンヒョクの母が、セリの元へやってきて、安全だから、食事をするように言います。

セリは、その人が、ジョンヒョクの母とは知らず、ジョンヒョクの安否を気遣うセリを不憫に

思った母は、セリを、ジョンヒョクの部屋で休むように、部屋に案内します。

セリは、その部屋を見て、ジョンヒョクを思い起こし、その人が、ダンの母親ではなく、ジョ

ンヒョクの母親だと気づくのでした。

その次の日、社宅村のヨンエの夫である大佐は、拘留所所長に、ジョンヒョクの身元を明か

し、ジョンヒョクは、拘留所から出ることができました。

ところが、ジョンヒョクは、社宅村の婦人たちの期待をよそに、大佐から車を借りて、急いで

セリのいる実家に向かいます。

ジョンヒョクは、父がセリをさらったことを責めて、いつになく、声を荒げます。

その迫力に、父もたじたじで、母は、ジョンヒョクの気持ちを理解し、セリとジョンヒョクを

会わせます。

セリとジョンヒョクは、会うなり、お互いのことを思いやり、仲のよいその姿に、父は、どう

したものか、頭を抱えてしまいます。

ダンとスンジュンは、バーで待ち合わせします。ダンは、聞かれてもないのに、ジョンヒョク

との馴れ初めを話し始めます。ダンは、飲み過ぎて酔っ払い、スンジュンがおんぶして、

ダンの家まで送り届けます。

セリは、ジョンヒョクのピアノで、スイスで聴いたお気に入りの曲を弾きます。

実は、あの曲をあの時、湖で演奏していたのは、ジョンヒョクその人だったのです。

それを知ったセリは、ジョンヒョクとの深い縁を感じていました。

セリは、あの当時の自分の気持ちを説明し、死ぬつもりで、誰にも迷惑をかけずに

逝こうと思っていたと告白、そして、ジョンヒョクが、そんな状態の自分を、知らない間に、

助けてくれていたことに感動するのでした。

ジョンヒョクは、そんなセリに、明日、君は、家にかえることができると宣言します。

チョルガンは、軍事部長のところへ行き、問題のセリは、総政治局長の屋敷にいるにちがいな

いので、今、押しかけるべきと、軍事部長を唆します。

それに乗った軍事部長とチョルガンは、総政治局長の家に押しかけますが、一歩来るのが遅

く、ジョンヒョクとセリは、総政治局長の家を抜け出し、国境近くの非武装地帯に、出発した

後でした。

セリは、ジョンヒョクの部下4人に別れの挨拶をし、ジョンヒョクと軍事境界線へ向かいま

す。

ジョンヒョクは、何度も道に迷ったふりをして、セリと一緒の時間を延ばそうとしているよ

うでした。

でもいつまでもそうはしてられないと決心したジョンヒョクは、セリに、目印の木の場所を

教え、そこまで行ったら、南の捜索隊が出入りする扉があり、もうすぐ早朝の組が来るから、

助けを求めたらいいと話します。

セリは、念のため、目印の木の場所まで、一緒に行ってほしいと頼みますが、ジョンヒョク

は、自分は、ここからは、1歩も越えられないと断ります。

韓国側に歩きだしたセリを見送るジョンヒョクでしたが、1歩ぐらいはいいだろうと

境界線を越え、最後のキスをするのでした。

ここまで読んでいただいてどうもありがとうございました。

また次のブログでお会いしましょう!